スマホを見て終わる休日にさよなら。心が満たされる「おうち時間」の見つけ方

生活系

金曜の夜、疲れ果ててソファに倒れ込み、気づけば2時間もSNSをスクロール…。友人のキラキラした投稿を見て、「私、この週末もまた何もせずに終わるのかな」と、漠然とした焦りや自己嫌悪に陥っていませんか?

その気持ち、痛いほど分かります。

結論からお伝えします。あなたは「何かをしなければ」という呪いにかかっているだけ。そして、その呪いを解く鍵は、「何もしない」ことを許すことから始まります。

この記事は、元・燃え尽きコンサルタントの私が、あなたと一緒に、心から「満たされた」と感じる、本当の休日の過ごし方を見つけるためのものです。


[著者情報]

この記事を書いた人

田中 友理 (たなか ゆり)
ライフコーチ / 元・外資系コンサルタント

自身の「燃え尽き症候群」からの回復経験を基に、ライフコーチとして独立。現在は、20代・30代の働く女性を中心に、キャリアプランニングやワークライフバランス改善のセッションを提供。


なぜ休日に焦る?「何もしない自分」を許せない、私たちの呪い

ライフコーチの田中友理です。平日はあんなに頑張っているのに、休日はスマホを眺めているだけで終わってしまって、「私、何やってるんだろう…」って、落ち込んだりしていませんか?分かります。私もコンサル時代、まさにそうでしたから。周りのキラキラしたSNS投稿を見ては、焦りを感じていました。

「タイパ」や「生産性」…私たちは、いつの間にか休日まで、誰かの評価軸で測るようになってしまいました。セッションでも「やりたいことが見つからない自分は、空っぽな人間なのでは?」というご相談を本当によく受けます。

でも、それはあなたが悪いわけではありません。あなたが真面目で、日々を一生懸命生きているからこそ、感じてしまう悩みなんです。

結論:「何もしない」は最高の自己投資。脳科学が証明する「退屈」の力

「何かをしなければ」という焦りを手放すために、まず知ってほしい事実があります。それは、意図的に「何もしない」時間を作ることこそ、最高の自己投資だということです。

SNS疲れという言葉があるように、スマホを眺めている時間は、脳にとっては休息ではなく、情報処理を続ける「労働」です。この問題に対する有効な解決策が、デジタルデトックス、つまり意図的にスマホから離れる時間を作ることです。

脳科学の世界では、私たちがぼーっとしている時に活発になる「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という神経回路があることが分かっています。このDMNは、いわば「脳のお掃除モード」。記憶を整理したり、新しいアイデアを結びつけたりと、創造性の源泉となる重要な働きをしています。

意図的に「何もしない」時間を作ることは、脳を最高の状態に保つための、最も効果的なメンテナンスなのです。

「やりたいこと」が見つからない?「なりたい気分」で選ぶ、新しい休日の過ごし方

「何もしない大切さは分かった。でも、やっぱり何かしたい」。そう感じますよね。
そんな時は、楽しみ方を「何をしたいか」ではなく、「どんな気分になりたいか」で選んでみるのがおすすめです。

「何をすべきか」で考えると、つい「やるべきこと」という正解を探してしまいます。でも、「どんな気分になりたいか」で考えれば、答えはあなたの中にしかありません。

【気分別】明日から試せる「プチ贅沢」おうち時間アイデア4選

あなたの「なりたい気分」に合わせて、今すぐ始められる、超低ハードルのアイデアをいくつかご紹介しますね。

① すっきりしたい気分のあなたへ

  • 15分だけタイマーをセットして、引き出しを一つだけ片付ける。
  • ただPCのデスクトップの不要なファイルをゴミ箱に入れるだけでもOK。

② 癒やされたい気分のあなたへ

  • お気に入りの香りの入浴剤を入れて、いつもより少しだけ長くお風呂に入る。
  • 好きな音楽をかけて、丁寧にコーヒーを淹れる。

③ ワクワクしたい気分のあなたへ

  • ネットで「お取り寄せスイーツ」を検索し、来週末の自分へのご褒美を予約する。
  • Google Earthで、次に行きたい旅行先のストリートビューを眺めてみる。

④ 没頭したい気分のあなたへ

  • ただ映画を見るだけでなく、一番心に残ったセリフを、手帳に一行だけ書き写してみる。
  • 好きな曲の歌詞を、お気に入りのペンでノートに書き出してみる。

このインプットに「一行だけ書く」というプチ・アウトプットを組み合わせるだけで、ただの消費だった時間が、創造的なおうち時間に変わります。


まとめ:あなたの休日は、あなたのもの

おうち時間楽しみ方に、正解はありません。
大切なのは、誰かと比べることなく、あなた自身が「満たされた」と感じられるかどうかです。

そして、その第一歩は、「何かをしなければ」という焦りを手放し、「何もしない自分」を許してあげること。

この記事を閉じたら、まずはスマートフォンの電源を15分だけ切って、温かい飲み物でも淹れてみませんか?
その静かな時間の中に、あなたの心が本当に求めているもののヒントが、隠されているかもしれませんよ。


[参考文献リスト]

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