朝家事を15分で終わらせるコツ!決断疲れを防ぐ最強の時短ルーティン

生活系

「早くしなさい!」
「もう時間ないよ!」

毎朝、子供に向かってそう叫んでしまい、送り出した後に自己嫌悪に陥る……。
そんな経験はありませんか?

私もかつてはそうでした。
早起きして、完璧な朝食を作り、洗濯を干し、部屋をピカピカにしてから出勤しようとしていました。でも、子供は予測不能。牛乳をこぼし、着替えを嫌がり、私の計画は毎朝崩壊していました。

イライラの原因は、子供でも、あなたの手際が悪いからでもありません。
単に「朝やるべきタスク」を詰め込みすぎているだけなのです。

朝の家事は、15分で強制終了できます。
必要なのは、時短テクニックではなく、「やめる決断」「迷わないルーティン」です。

この記事では、元・ワンオペ限界ワーママの私がたどり着いた、思考停止でも回る「朝15分完結」の最強ルーティンを公開します。


[著者情報]

👤 この記事を書いた人:鈴木 エリ

タイムマネジメントコーチ / 元・ワンオペ限界ワーママ

フルタイム勤務とワンオペ育児の両立に悩み、朝から怒鳴り散らす日々に限界を感じて「朝家事」を徹底的に見直し。家事を「攻め(完璧)」から「守り(現状復帰)」に変えたことで、劇的に心に余裕が生まれた経験を持つ。現在はワーママ向けの時短講座を開催している。


なぜ朝はイライラするのか?原因は「決断疲れ」にありました

そもそも、なぜ朝はあんなにイライラするのでしょうか?
それは、脳が「決断疲れ」を起こしているからです。

人は1日に約35,000回の決断をすると言われています。
「今日の朝ごはんは何にしよう?」「洗濯は今やる?帰ってから?」「子供がぐずった、どうしよう?」
忙しい朝に、こうした小さな決断を繰り返すことで、脳のエネルギーは急速に消耗し、感情のコントロールが効かなくなってしまうのです。

「決断疲れ」と「ルーティン化」は、対立・解消の関係にあります。
あらかじめ「やること」と「順番」を決めておき、ロボットのように体を動かすだけの状態(ルーティン化)を作れば、脳のエネルギーを温存できます。
その温存したエネルギーこそが、子供の「イヤイヤ」を笑顔で受け流す余裕になるのです。

【保存版】迷わず動ける!「朝15分完結」の最強タイムスケジュール

では、具体的にどう動けばいいのでしょうか?
私が実践している、「キッチン→洗面→リビング」を一筆書きで回る15分ルーティンをご紹介します。
ポイントは、行ったり来たりしない「動線」の確保です。

このルーティンにおける「朝家事」の定義は、「完璧にきれいにすること」ではなく、「帰宅後の自分が絶望しない程度にリセット(現状復帰)すること」です。
マイナスをゼロに戻すだけで十分。プラスにする家事(念入りな掃除など)は、朝やる必要はありません。

「やめる家事」リスト公開。朝やらなくていい3つのこと

15分で終わらせるためには、物理的にタスクを減らす必要があります。
私が「朝はやらない」と決めて、劇的に楽になった3つの家事をご紹介します。

1. 調理をやめる(朝食の固定化)

火を使う調理は一切やめました。
平日の朝食は「パン、ヨーグルト、バナナ」か「納豆ご飯、即席味噌汁」に固定。
「固定化」は、物理的な「時短」を実現する最強の手段です。 メニューが決まっていれば、悩む時間も調理時間もゼロになります。

2. 洗濯干しをやめる

洗濯物をハンガーにかけて干す作業は、朝の貴重な時間を大量に消費します。
私は夜に洗濯〜乾燥まで済ませるか、夜干し(室内干し)に切り替えました。朝やるのは「畳む」か「しまう」だけ。これだけで10分は浮きます。

3. 丁寧な掃除をやめる

掃除機をかけるのは週末か、ロボット掃除機にお任せ。
朝はクイックルワイパーで「目立つホコリを取る」だけ。トイレ掃除も「入ったついで」に拭くだけ。
「やめる家事」と「心の余裕」には、明確な因果関係があります。 家事を手放した分だけ、あなたは自分を労る時間(コーヒータイム)を手に入れることができるのです。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 洗濯干しをやめて生まれた10分で、私は毎朝コーヒーを淹れて飲むことにしました。

なぜなら、たった一杯のコーヒーが「私は自分の時間をコントロールできている」という自信を与えてくれるからです。家事に追われる被害者ではなく、時間を操る主体者になる。その感覚が、一日を前向きにスタートさせる鍵になります。

子供がぐずっても大丈夫。「60点主義」がママを救う

ここまでルーティンを紹介しましたが、もちろん子供がぐずって計画通りにいかない日もあります。
そんな時はどうするか?

答えはシンプルです。「ルーティンを捨てる」こと。

子供が泣いていたら、家事は中断して抱きしめてあげてください。
床に物が落ちていても、食器が洗えていなくても、死にはしません。
「今日は60点でOK」「子供と笑って家を出られたら100点」
そんなふうに自分に許可を出してあげてください。

完璧を目指さないこと。それこそが、ワーママが笑顔で走り続けるための「戦略的撤退」なのです。

よくある質問 (FAQ)

最後に、朝の時短についてよくいただく質問にお答えします。

Q1. 朝食を固定化すると、子供が飽きませんか?

A. 平日は固定、週末は豪華に、とメリハリをつければ大丈夫です。
「平日は栄養が摂れればOK、その代わり日曜日はホットケーキを焼こうね」と子供と約束しています。メリハリがあることで、週末の朝食がイベントになり、子供も楽しみにしてくれます。

Q2. 15分で終わらなかったらどうしますか?

A. そこで強制終了します。
タイマーが鳴ったら、途中でも切り上げます。残った家事は「帰宅後の自分」か「週末の自分」に託します。延長戦をしないことが、遅刻を防ぎ、心の余裕を守る鉄則です。

まとめ:15分の余白が、一日を変える。まずは明日の朝食を「固定」しよう

ここまで読んで、「これなら私にもできそう」と思っていただけたでしょうか?

朝の15分は、家事をこなすための時間ではありません。
あなたと家族が、笑顔で一日をスタートさせるための準備時間です。

いきなり全てを変える必要はありません。
まずは明日の朝食を「パンとヨーグルト」に固定してみませんか?
「明日の朝は何にしよう?」と悩まなくていい。その小さな安堵感が、あなたの朝を変える第一歩になります。

さあ、明日の朝は、熱いコーヒーを座って飲む時間を、自分にプレゼントしてあげてくださいね。


[参考文献リスト]

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